小さな疑問だと思っていたら

先週のの日曜日から、YouTube『音楽のひとしずく』で、一年ぶりの“質問のひとしずく”を初めています。

質問の受け付けは、二月後半から始まっていました。

この企画は、はっきり決めてはいませんが一年に一回くらいのペースになっていると思います。

本当に「ひとしずく」という感じの小さな質問を募集しているつもりですが、とっても大きなものが来ることもよくあります。

以前にもお話ししたことがありますが、音楽家でないかぎり、普通はその質問が些細なものなのか重大なものなのか、大切なものなのかそうでもないものなのか、区別がつかないはずです。

どんな分野でも普通はそうだと思います。

区別がつくかということよりも、このように様々な質問が浮かぶということ自体が、音楽を習っている甲斐のあること、価値のあることだと、私は感じています。

「90分講座4回シリーズ！」と企画したくなるような壮大で深い質問や、この質問に答えるだけで一冊本が書ける！という感じの質問が今回もいくつか来ていて、これらにどんなふうに気軽に短く楽しく対応するかが、センセとしての腕の見せどころ。。。？

なのでしょうか。

それでもまずは、軽いところから話してみようかな。

今回一番企画の主旨に合っていて軽くておもしろいものは、

「演奏を聴いた感想、感動を言葉にするコツは？」

「単調な繰り返しのリズムを聴いていると眠くなることがあるのは何故ですか？」

「題名のない音楽会の中の企画のように、郁センセがある作曲家をたった三曲で解説するとしたら、誰を、何の曲を選びますか？」

この辺りからお話ししてみようかなと思っています。