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自然である、という技術
前回、変拍子は実は自然なのです、ということを書きました。 音楽の演奏は、自然であることがとても大切です。 自然であるというのはどういう状態かについて、いろいろな角度からの考えがあります。 この、自然である、ということには、演奏上の技術が必要になります。 今週は、演奏者のカラダと気持ちの状態についてのお話。 演奏したい音楽と、その演奏者の気持ちや体の状態が合っている。 当たり前のようでいて、これが出来ていないことでしなくていい苦労をしているケースをたくさん見かけます。 音楽の演奏でいつも必ず前提であってほしいのは、「こういう演奏にしたい」「こういう音を出したい」「こういう姿の音楽を今、私の声で、私の指で生み出したい」と思っている、ということです。 楽器や環境などいろいろな意味で、その「目指す音楽」に合った状態を作る。 中でも一番大切なのは、自分自身です。 自分自身の気持ちと体が「目指す音楽」を演奏できる状態とはかけ離れていたとしたら、一生懸命にがんばっても、その音楽になることはできないと思うのです。 自分の状態と、こういう音楽でありたいと思っている
2月26日


変拍子は心地よい?
音楽の演奏は、自然であることが一番大切です。 誰にとって自然か、自然であるというのはどういう状態か。 いろいろな角度からの考えがあります 先日『メタフィジカ』というライブに行ってきました。 山上晃司さんという作曲家、編曲家、ピアニスト、即興演奏家、音楽の先生でもあるかた。 ヴォアクレールのテーマ音楽を作曲してくださって、私も何度も舞台で共演させていただいている素晴らしいアーティストです。 山上さんの音楽には、変拍子がとても多いです。 変拍子ではない普通の拍子の曲ももちろんたくさんあるのですが、変拍子の作品はとても複雑で、演奏者にとっては昔の楽譜のように小節線を引かない方がいいのではないかと思うくらい。 演奏するバンドの人たちはとても大変だと思うのですが、それがすんなりできてしまう方たちと組んでいます。 作曲者本人はもちろん、自分の心の中から生まれてきた音楽ですから、変拍子を意識してはいません。 聴いていてとても心地良く、魅力を感じる、という世界です。 そのような変拍子の曲を聞いて心地よいと思えるというのは、その音楽の流れの一番自然な状態がたまたま
2月20日


いいな!と思った曲
皆さんは、とっても大好きだと思えて、でも難しすぎて自分が弾くには無理かなと思ってしまう曲に出会ったらどうするでしょうか。 ヴォアクレールのピアノレッスンでは、そういうふうに思ってくださった曲を、積極的にレッスンの題材として取り上げます。 そのかたの演奏レベルが初心者や中級者で、その選んだ曲がとっても難しい上級者用の曲だったりしても、です。 やはり何よりもこの「大好き!」と心惹かれたお気持ちを、最優先します。 それは、初心者中級者のかたにテクニック難易度の高い曲を、とても長い期間かけて厳しく教えていくということではなく、 楽譜に書いてあるすべての音を鳴らすというのではない方法をご紹介するのです。 皆さんは音を出して演奏することを楽しむために、音楽教室のレッスンにいらしています。 元の曲どおりに完全な形で音を出すという、一般的に当たり前な正規の道筋。 音楽教室のあり方として、それ「だけ」が良いとは限りません。 いいな!と思った曲の楽譜を使ってどんなレッスンができるか、その時の自分よりも上のテクニックレベルの楽譜を見て、どんな楽しいレッスンができるか。
2月13日


足元を暖かく
先日、2月1日発行のニューズレターをに、「練習の時には足元を暖かく」と書きました。 ヴォアクレールのニューズレターは、毎月1日に発行しています。 レッスンスケジュールや講座案内などの他にもいろいろな記事を載せていて、例えば講師からのメッセージ、音楽の豆知識、ワンポイントレッスンなどがあります。 その中の「ワンポイントレッスン」では、前半と後半に分けていて、どちらも本当にレッスンでお話ししそうなことばかり。 紙面上のレッスンという感じでしょうか。 前半は楽典という音楽の知識のお話。 本当に楽典の本の初めの方に書いてある基礎的なことです。 後半は、身体的精神的なことで、演奏に役立つ情報。 例えば、1月は「お腹いっぱいの時に演奏すると、あまりいいことはないですよ」、12月は「感想対策をしっかりやりましょうね」。 どのお話も、それがなぜそうなのかということまで具体的に書いています。 今月のそのワンポイントレッスンの記事の後半、演奏に直接役に立つ具体的なお話のところで、「足元を暖かく」というテーマで書きました。 書いたと言っても本当に短い100文字くらいの
2月5日


