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クリスマスに贈る動画とライブ
今年のクリスマスは、講座とライブパーティの二本立て。 fête de Noël 2025、いよいよ今週末です! 例年はクリスマス当日に一番近い日曜日に開催していましたが、今年はいろいろな都合で一週間早い開催となりました。 11月末まで私がとても忙しかったので早めに準備を始めることが出来ず、毎年の感覚で12月になって「さて!」と思った時にはもう二週間しかなく、かなり慌てました。 初めから分かっていたことなのに、どうしてこうなってしまうのでしょう? 何とか準備は間に合いましたので、あとは本番で良い演奏をするだけ。 セットリストやそのほかいろいろ、終わったらご報告します。 そして、本当は11月中に生徒さんにお届けするはずだった動画講座。 台本を書く、撮影した動画を編集する、と計画していた時期に、イレギュラーな事件がいくつか起こり、実はまだ編集中です。 内容がクリスマスに関することなので、、、、がんばります! 2020年コロナ禍では、私がカメラに向かってお話しして編集した講座を、ご自宅でお好きな時間にお好きなタイミングでご視聴くださいという活動をしてい
2 日前


上質な演奏を紹介したい
クラシック音楽のピアノと声楽の生徒さんが自分の演奏を仕上げていく時、最初にイメージを掴むという時に、プロの演奏を参考にするというのは、大切な過程のひとつです。 これまで何年もの間に何度かこのようなお話をしてきました。 いつの、どこの 例えば、どこの、いつの音楽なのか。 楽譜に書いある音符でただ声を出す、その鍵盤を押す、そういうことだけではなく、その音楽がどんな風土の中でどんな人間によって生み出されたものなのか、ということに興味を持っていただく。 そしてそこから得たものを含めて自分なりの考えを持って弾いていただく、歌っていただくと、きっとずいぶん違うのではないかと思います。 そういうことにあまり興味を持たれないかたも中にはいらっしゃるということから、折に触れそんな話をしています。 その過程で、プロの演奏をたくさん聴いてほしいですし、どこの誰の作品ということを考えて聴くことをオススメします。 つい最近も、なかなか掴みきれない様子でしたので、プロピアニストの演奏を聴いてくださいねとお話ししました。 その曲は、何人ものピアニストが演奏動画や音源を出してい
12月4日


スラーは何をつなぐ?〜音楽クイズ解説
今年の夏祭りの中でクイズのコーナーがありました。 全10問、参加者には終了後に、問題と答えを印刷して参加者全員にプレゼントしました。 皆さんから各問題の解説を聞きたいとリクエストをいただきましたので、タイトルに「〜音楽クイズ解説」と付けた投稿をこうして時々しています。 一回目の投稿には、このクイズコーナーがどういう楽しいものだったかというお話と共に、一番軽い問題の二つを夏祭り全体のご報告の中に含めました。 ひとつは「バロック時代の代表的な作曲家ではない人は誰でしょう」。 ①バッハ ②ヘンデル ③グレーテル …軽いジョークです。 もうひとつは「ドイツ三大Bと呼ばれる三人のうち、息子も有名な作曲家になった人は誰でしょう」。 ①バッハ ②ベートーヴェン ③ブラームス そして9月頃の二回目には、ヘンデルの作品についての、ちょっとためになる興味深い問題を、詳しく解説しました。 今日は楽譜に関するクイズを振り返ります。 楽譜には音符と休符のほかにもさまざまな用語や記号が書いてあります。 その中で割り合い初歩の頃に教わる「スラー slur」という記号。...
11月28日


「音楽になる」気づき
楽譜にある音をそのまま、タイミングと長さを書いてある通りに、鍵盤を押す と 自分の出す音が、「音楽」になる この二つには天と地ほどの差がある 歌も同じ 書いてある音程の声を出し、書いてある文字を言う と 自分の声が心を運び、詩の内容が伝わる この二つの間にある長い道のりを、一緒に歩むのがレッスンです レッスンしていて、この違いに心から気づいてくれた瞬間は、、、分かります ホントに感動します♪
11月20日


最後のステージと初めての舞台が出会う日
今年も恒例のクリスマスイベント “フェット ド ノエル 2025” を開催します! ーーーーーー 12月14日(日)12:00〜14:30
楽屋(らくや)中目黒ライブレストランにて ーーーーーー 生徒演奏の部にエントリーされる方々は、夏が終わる頃から練習をはじめていて、皆さん順調です。 ひと組だけ今月初めにやっと曲が決まったグループがいて、間に合うかが少し心配。 でもこのイベントはしっかりした発表会ではなく、とっても気軽な感じで演奏していただく場です。 未完成で出演してしまう方もいるし、カラオケ音源をバックに流して歌ったりという、手の混んでいない発表をする方もいらっしゃるくらいです。 そんな中で今回私が指導に力を入れているのが、三つの正反対のグループ。 その中の二つは、メンバーのお一人が来年の夏に故郷にお引越しをしてしまうため、このグループで演奏するのはこのイベントが最後、という方たちなのです。 この引越してしまう方は、もう何十年もレッスンに通って、ソロはピアノと歌と両方、そのほかに二つもの歌のグループに入って、ヴォアクレールを誰よりも満喫してく
11月13日


音楽へのまなざし〜知りたいと思う心から
舞台の多い秋でした。 、、、「でした」ではなく、もう少し続きますが、たくさんの準備が必要で心も時間もかかりきりになるような大きい舞台は、三つとも終わりました。 クリスマスイベントの企画が進んでいるところです。 ひと息つくこんな時にいつも、いつかやってみたいこと、を考えます。 その中の今のところの筆頭が、外国語歌のレパートリーを増やしたいということです。 そして来夏までに少しだけでも英語とフランス語をマシにしておかなければならない事情があり、急に気になってきました。 そんなふうに少し、外国ということに意識が集中してくると、 レッスンしていて若い頃から気になっていたことが、最近クローズアップされてきました。 日本人でも音楽教室では外国の音楽をレッスンすることがとっても多いです。 ですが、その作品を生み出した人や生まれた環境や生まれた時代、中でも特に、風土とそこにいる人々の生活を、知りたいと思ってレッスンに臨む人は、実は全員ではないのです。 ほとんどのかたは、その曲のレッスンの初期の頃に私がいろいろ資料をお見せしたりお話をしたりすることを、喜んで楽しん
11月6日


ア・カペラ講座を開催しました!
ア・カペラとは?という講座を10月26日に開きました。 CSM週末音楽講座〈ア・カペラ解説講座〜ハーモニーの源泉を探る〜〉 ア・カペラにご興味がある方、音楽の歴史や種類を知りたい方、音響にご興味ある方、いろいろな方のための講座でした。 11/2のCoro Linoによるア・カペラコンサートも近く、そこではとてもたくさんの演目があるので、この講座の最後にはコンサートのプログラム紹介もお話ししました。 簡単に内容を書いてみます。 ア・カペラというと、どんな音楽を演奏している人たちを、どんな曲を、どんなタイプの音楽を皆さん思い浮かべるか。 どちらかというとポップスの曲、ポップスのグループが多いのではないでしょうか。 という身近なところからお話に入っていきました。 私自身が、ポップスのア・カペラでとても好きなグループがいくつもあって、YouTubeチャンネルに登録してInstagramもフォローしています。 コンサートがあったら、私も行きたいです。 という感じのお話もしながら、おすすめをご紹介したりもしながら進めました。 私がコーロ・リノというアンサンブ
11月1日


ア・カペラ!
Coro Lino (コーロ・リノ)というア・カペラのヴォーカルアンサンブルグループが、2000年に設立し今年は25周年。 11月2日(日)の記念コンサートに郁先生が出演します。 このコンサート開催を機にヴォアクレールでは、聴きに来てくださるたくさんの生徒さんのために、10月の週末音楽講座(CSM)は、〈ア・カペラ解説講座〜ハーモニーの源泉を探る〜〉ということになりました。 ア・カペラとは何か、聴き方と聴きどころ、体験も少しだけまじえてお伝えします。 そもそもなぜ声だけで演奏するのか、楽器が入る演奏と何が違うのか、古典と現代のア・カペラ作品の違い、楽器の演奏との音の味わい方の違い、などなど。 演奏会を聴いてくださる方には興味深い、Coro Linoの演目ひとつひとつについてもお話しします。 歌はもちろんのこと、音響ということに興味のある方にも、楽しんでいただけると思います。 今の時代の日本で「ア・カペラ」というと、ポップスの方の音楽だけをイメージする方が、特に若い世代にはとても多いでしょう。 私もそちらも大好きで、日本人だけでなく外国のアーティス
10月23日


音の華コンサートご報告
郁センセが歌う“音の華”コンサート、10月13日(月祝)自由が丘オペラハウスにて、無事終わりました。 たくさんの方のご来場、本当にありがとうございます! 音の華のホームページブログ、Facebook、Instagramと、個人のAmeba Blog、note(土曜日投稿)などに、歌だけでなく村西則美先生のピアノソロの演目も含めて、セットリストを公開しています。 ぜひご覧くださいませ。 『音楽のひとしずく』でも演目についてお話します。 客席には、ヴォアクレールやそのほか郁センセの講座やレッスンを受講してくださっている方々が、とてもたくさん聴いてくださっていました。 以前にもポッドキャストなどでお話ししましたが、自分の先生の指導者としてだけではなく演奏者としての姿を観るのは、受講する側として嬉しいことなのではないかしらと、最近いつも思っています。 それが、がんばれる原動力にもなっています。 聴いてくださった皆さま、聴けなくてもたくさん温かいお言葉をかけてくださった方、皆さまの応援のおかげで今回も無事に開催できました。 ありがとうございました!
10月16日


舞台は暗記したかを試す場ではない
“音の華”コンサート本番が迫って来ました。 木曜日は最後のリハーサルでした。 私はこの音の華ではいつも、歌詞を表示するタブレットを自分の斜め前に、スタンドに立てておきます。 ついでにそこにはMCの内容も箇条書きで書いておきます。...
10月10日


