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レッスン曲のリクエスト
歌のグループレッスンのクラスで、レッスンでどんな曲を歌いたいかのリクエストを取り始めました。 このグループを昨年4月から始めて10ヶ月ぐらい経ちましたが、これまではずっと先生がレッスン曲を決めてきました。 グループレッスンでのレッスン曲というのは選ぶのが難しいのです。 いろいろなタイプの曲を歌っていただいて、メンバーおひとりおひとりに「この方はこういう音楽が好きなのかな」「この方はこういう曲がお上手だな」ということを探っていきます。 歌が好き、年齢層が少し高め、という共通点がある中でも、やはりおひとりおひとりの音楽の嗜好は当然違います。 10ヶ月間で朧げに見えてきたことがいくつかあったので、ここで思い切ってこれからのレッスン曲のリクエストを取っています。 私が選んでおいた曲ももちろんあり、それにリクエスト曲を加えてレッスンしてゆこうと思っています。 実は誰でも、聴いて好きな音楽と演奏して楽しいと思える曲は違うこともあります。 レッスンを受け始めてみて、感覚的にその違いに気づきます。 そのようなことも音楽のレッスンを受けに来るということのメリットの
20 時間前


音を出せてしまう
レッスンをしていて、クラシックピアノ上級クラスで簡単な曲を弾く生徒さんと、声楽クラスで日本語の歌を歌う生徒さんには、共通点があります。 クラシックピアノ上級クラスの生徒さんは、楽譜を見ると音を出せてしまう。 鍵盤の場所、音の長さ、強さ、そしてその音の流れで動かしやすい指使いまで、初めて見ただけで分かってしまい、簡単な曲なら一回目で最後まで音を出せてしまいます。 「練習曲は簡単なものを弾きたいです」「すぐに仕上がる作品をやりたいです」。。。 ですが、それが‘音楽の演奏’になっていることは、残念ながらとても少ない。 なぜ?何が足りないの? それは、作者が奏者に伝えようとしていることのほとんどは楽譜に書いておらず、音楽を奏でる者としての基本常識が必要だから。 「この音はこの場面ならひとつ前の音に比べて○○ように大きさと音色が変わるはず」 「この音は前後関係と曲全体の位置付けから見て、○○の長さで弾くべき」。 これらは一切書いてありません。 楽譜表記と演奏方法についてを、歴史や楽器構造などいろいろな面から知っている必要があります。 それらを土台にして、ま
7 日前


レッスン初め
1月6日がレッスン始めでした。 このブログを書いている時点では、月一回レッスンという方でまだの方もいらっしゃいますが、ほとんどの方が新年一回目は終わりました。二回目まで行ってる方もいらっしゃいます。 お正月やゴールデンウィークなど長いお休みの後には、しっかりと練習してきてあるかたはほとんどいません。 お休みが明けて一回目には、そのお休みをどう過ごしたかばどのお話をまずします。 特に年末年始にはその時にしか聴けない音楽がたくさんあるので、そんな話題も含めて、レッスンの初めの何分間かはお話で過ごします。 その後に、お休みに入る前にどこまで進んでいたのか、途中だったことなどを確認します。 そして、新しく教わりかけていたことを、もう一度始めから話を聞いていただいたりもします。 そんな感じで進めてゆき、後半ではもちろん少し演奏してみて、思い出していただきます。 ピアノも歌も同じ。 一回目は普段のレッスンとは少し感じが違います。 普段は基礎トレーニングメニュー、練習曲、レパートリー曲という感じで進めますが、一回目はその中から何でもいいのでどれかひとつ演奏して
1月14日


違いを受け入れ合う優しさ
毎年楽しみにしている元旦のウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート。 今年も堪能しました。 アンコールの『美しく青きドナウ』の前の、恒例の指揮者のスピーチ。 今年の指揮者ヤニック・ネゼ・セガンさんがお話しされたのは。。。
「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団メンバーと私から、今年の願いは“平和”です。 心の平和、自分と人々との平和、そして何より、世界中の国どうしの平和です。
平和があれば優しさが生まれる、いやむしろ優しさがあってこそ平和が生まれると言えます。 だからこそ皆さんに、優しさを持つことを願いたいです。 心の優しさ、他者への優しさ、違いを受け入れ合う優しさ。 音楽が私たちをひとつにできるのは、皆同じ地球に生きているからです。」 このお話の、世界の人々のお互いの「違いを受け入れる優しさ」があれば、戦争をしないはず、という考え。 いろいろな方の教えにより、私も常々そう思っていました。 そして、世界平和よりもスケールがはるかに小さいですが、、、(笑) 生徒さん達と私たち講師も、「音楽が好き」という気持ちで出来ている同じ音楽アトリエ“ヴォア
1月10日


2026年のヴォアクレール
新年明けましておめでとうございます! 今年も毎週、ヴォアクレールの内側を書いてゆきたいと思っています。 2026年のヴォアクレールのイベントは二つです。 秋に行う生徒さんたちのための二年に一度の大きな演奏会。 記念年でもあり、郁先生自身にとっても今年はこれが最大のイベントとなります。 これから会場の抽選会にエントリーしてゆくので、日程は9月から11月の中のどこかで開催、というところまでしか今は言えず。 理想は10月なのですが、どうなることやら。 日が決まらなくても、一番早い日程での開催を想定して準備を始めなくては。。。 生徒さんはもう何人も、演奏する曲を決め始めています。 全体の構成と方向性も、見えてきました。 前回ご好評いただいたので、この演奏会に向けて起こるいろいろなことを、ヴォアクレールの中だけにとどめずに外にも、SNSを通して発信してゆこうと思っています。 そして毎年のクリスマスイベントfête de Noël(フェットドノエル)は、12月20日と決まっています。 今年の、準備が慌しかったために起こったいろいろなことを教訓にして、早めに進
1月1日


音楽がつないだ12か月の風景
2025年のヴォアクレールは、とっても忙しい年でした。 二年に一度の秋の演奏会“ラ フェット”がない年だったにも関わらず、いえ、だからこそなのかもしれませんが、小規模でも大切な音楽イベントがたくさんありました。 2月24日 “音の華”コンサート。今年一つ目のイベントです。 歌の演目の半分くらいを「戦後80年」というテーマで選びました。 郁センセの誕生月ということもあり、とてもたくさんの生徒さんにいらしていただけて、嬉しかったです。 3月 翌月を締切とお約束していた大切なお仕事、著名なピアニスト松岡直子さんのコンサートプログラムのための解説文に、今年に入ってからずっと、一生懸命に取り組んでいました。 4月10日 その解説文は4月10日の締め切りお約束になんとか間に合い、それからは直子さんご本人と二人で修正作業。 楽しくて、とても自分が成長できるお仕事でした。 4月13日 前年の末に少しだけ発声の指導させていただいた子ども劇団の発表会を観覧。 いくつかエントリしたグループの中で飛び抜けて上手で、よく響く聞き取りやすい声とレベルの高い演技に、誇らしくな
2025年12月25日


フェットドノエル2025
12月14日(日)に、今年のクリスマスイベント“フェットドノエル2025”を開催しました。 とっても楽しいひと時を過ごしていただくことが出来ました。 ☆恒例の華々しいオープニング ☆ヴォアクレールのレッスン生の演奏 ☆プロフェッショナル・パフォーマンス ☆音楽は世界の言葉 ☆ドキドキいきなりセッション ☆ケーキ・セレモニー ☆クリスマスソング・ストーリー ☆キャンドルの光の中で歌いましょう こんなプログラムでした。 ☆開場時間 このイベントは開場時間のBGMからすでにこだわりがあります。 バッハの『クリスマス・オラトリオ』という作品をずっと流しているのです。 ☆恒例の華々しいオープニング 昔ウィーンで8年間もの間開催されていた“クリスマス・イン・ウィーン”という素晴らしいコンサート。 その1998年の回のオープニングで演奏された『クリスマス・アナウンス』というとても華やかなワクワクする音楽で「乾杯!」します。 その後は会の間ずっと、とっても美味しいお食事とお飲み物をお楽しみいただきます。 ☆ヴォアクレールのレッスン生の演奏 今年は思い出深いプログ
2025年12月19日


クリスマスに贈る動画とライブ
今年のクリスマスは、講座とライブパーティの二本立て。 fête de Noël 2025、いよいよ今週末です! 例年はクリスマス当日に一番近い日曜日に開催していましたが、今年はいろいろな都合で一週間早い開催となりました。 11月末まで私がとても忙しかったので早めに準備を始めることが出来ず、毎年の感覚で12月になって「さて!」と思った時にはもう二週間しかなく、かなり慌てました。 初めから分かっていたことなのに、どうしてこうなってしまうのでしょう? 何とか準備は間に合いましたので、あとは本番で良い演奏をするだけ。 セットリストやそのほかいろいろ、終わったらご報告します。 そして、本当は11月中に生徒さんにお届けするはずだった動画講座。 台本を書く、撮影した動画を編集する、と計画していた時期に、イレギュラーな事件がいくつか起こり、実はまだ編集中です。 内容がクリスマスに関することなので、、、、がんばります! 2020年コロナ禍では、私がカメラに向かってお話しして編集した講座を、ご自宅でお好きな時間にお好きなタイミングでご視聴くださいという活動をしてい
2025年12月12日


上質な演奏を紹介したい
クラシック音楽のピアノと声楽の生徒さんが自分の演奏を仕上げていく時、最初にイメージを掴むという時に、プロの演奏を参考にするというのは、大切な過程のひとつです。 これまで何年もの間に何度かこのようなお話をしてきました。 いつの、どこの 例えば、どこの、いつの音楽なのか。 楽譜に書いある音符でただ声を出す、その鍵盤を押す、そういうことだけではなく、その音楽がどんな風土の中でどんな人間によって生み出されたものなのか、ということに興味を持っていただく。 そしてそこから得たものを含めて自分なりの考えを持って弾いていただく、歌っていただくと、きっとずいぶん違うのではないかと思います。 そういうことにあまり興味を持たれないかたも中にはいらっしゃるということから、折に触れそんな話をしています。 その過程で、プロの演奏をたくさん聴いてほしいですし、どこの誰の作品ということを考えて聴くことをオススメします。 つい最近も、なかなか掴みきれない様子でしたので、プロピアニストの演奏を聴いてくださいねとお話ししました。 その曲は、何人ものピアニストが演奏動画や音源を出してい
2025年12月4日


スラーは何をつなぐ?〜音楽クイズ解説
今年の夏祭りの中でクイズのコーナーがありました。 全10問、参加者には終了後に、問題と答えを印刷して参加者全員にプレゼントしました。 皆さんから各問題の解説を聞きたいとリクエストをいただきましたので、タイトルに「〜音楽クイズ解説」と付けた投稿をこうして時々しています。 一回目の投稿には、このクイズコーナーがどういう楽しいものだったかというお話と共に、一番軽い問題の二つを夏祭り全体のご報告の中に含めました。 ひとつは「バロック時代の代表的な作曲家ではない人は誰でしょう」。 ①バッハ ②ヘンデル ③グレーテル …軽いジョークです。 もうひとつは「ドイツ三大Bと呼ばれる三人のうち、息子も有名な作曲家になった人は誰でしょう」。 ①バッハ ②ベートーヴェン ③ブラームス そして9月頃の二回目には、ヘンデルの作品についての、ちょっとためになる興味深い問題を、詳しく解説しました。 今日は楽譜に関するクイズを振り返ります。 楽譜には音符と休符のほかにもさまざまな用語や記号が書いてあります。 その中で割り合い初歩の頃に教わる「スラー slur」という記号。...
2025年11月28日


