レッスン録画の意味
8月末からのレッスンはどなたも、初めの通し演奏を毎回録画しています。
これは演奏イベント前の恒例で、とても効き目のあるドキドキ練習になります。
毎回のレッスンでの一回目は緊張するものなので、緊張した時にどうなるか、ということです。
「今日が本番だったら動画」。
その時が本番だったらどんな演奏になるレベルまで、自分は来ているのか。
演奏会の舞台での本番というのはもちろん 一回しかありません。
誰でもそうですが、 一回目より 二回目の演奏の方が良い。
それは一回弾いて、歌って、気分が落ち着いてその場の雰囲気に慣れ、実力が発揮できるからです。
ですが本番は 一回きりなので、一回目の演奏がその時の自分の人前で弾いた時の実力、ということになります。
もちろん日によっては、体調や気持ちを本番モードに持っていけなかった、などもあるかもしれません。
とにかくそんな体験をしていただきます。
家で一人で演奏している時に「もう素晴らしく上手になったから、いつでも本番大丈夫!」というくらいにまでなったとご本人が思っていても、レッスンで先生の前で、更に動画を撮られたりすると、そのレベルにまで行けないことの方が多い。
これは当たり前のことですね。
家で一人で演奏している時と同じ心身の状態で人前で弾ける、などということはあるわけがない。
ドキドキする練習ということが、録画することの一番の意味です。
その録画が終わると、そこからレッスンが始まります。
録画した映像はレッスン後にお送りします。
それをお家で観ると、皆さん「もうちょっと私は上手なはずなのにな」と思ってしまう。
ですが、そういうふうに思わずに観ることができるかということも大切です。
音楽の演奏というのは、細かい部分ではなく全体像を見るべきです。これは大切なこと。
ですので、レッスンではまず、その方の演奏がどんなものになってきているのかをお伝えします。
その上で、一部分の技術や表現が、家ではできるのにレッスンでは緊張してミスをしてしまう場合、何が原因か探り、「ここをこうすれば緊張していてもミスしない」という解決方法をお伝えします。
この時期は仕上げの段階として、レッスンの中ではたくさんやることがあります。
それらの教わったことの元になるのが、そのレッスンの初めに撮った録画の演奏なのです。
ですから「どうしてこんなにミスをするの?もう少し上手なはずなのに」という目でその映像を見るのではなく、その日のレッスンで得たもの教わったことの「元になっている演奏」だと思いましょう。
こういうふうに私が演奏したから、その改善策としてこういうことを教わることができた、その教わる前はこうだったのかということを知るための録画です。
直したことや新しく教わることは、レッスンの中でほとんどの場合できるようになります。
ですがそれは実は本当にできるようになったわけではなく、お家に帰るとまたその教わる前の状態にほとんどの方が戻ってしまいます。
戻ってしまっても、レッスンで一度できているので必ずできるはずと信じて、練習をしていきましょう。
音楽の演奏には完成はないので、いつでもどのような状態からでも更に進化していくことができます。
レッスンでの一回目の演奏動画を観て、宿題になったことやレッスンで教わった一旦できるようになった新しいことの、元の状態を確認するための動画というふうに受け取るとよいと思います。
ラフェット2026〜ヴォアクレール40周年記念演奏会
2026年10月4日(日)くにたち市民芸術小ホール(FSXホール)
15:30開演15:00開場
詳細はこのサイトの特設ページから
(トップページのニュースにリンクがあります)
このブログをお読みくださっている読者の方が、もし突然来てくださってお声かけくださったりしたら、とても嬉しいです。






















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