コンチェルトもできます!
- 8月13日
- 読了時間: 3分
音楽教室の、ピアノクラスも上級になってくると、「コンチェルトなんて、、、夢ですよね〜?」という恐る恐るといった感じの言葉を耳にします。
ピアノの世界に入っていって“ピアノ協奏曲(コンチェルト)”という素晴らしい分野を知り、自分もやってみたい!と思われるのでしょう。
オーケストラと一緒にピアノを弾くという、大規模な形態。
このピアノパートなら自分にも弾けるかも!と思える曲に出会っても、「発表会の舞台に、ましてや普段の練習に、オーケストラを呼べるわけがない」という現実を真面目に考えて、無縁のものだと思っていると思います。
ピアノが弦楽器ソロや管楽器ソロであっても同じです。
郁先生が毎年出演していたミサ曲演奏会。
ソリスト、合唱団、オーケストラ、という編成でした。
合唱やソロの歌パートが使っている楽譜をお見せしたことを思い出してください。
歌の楽譜の下にピアノの大譜表の伴奏譜が書いてありましたね。
あれはオーケストラ全体の演奏を、無理やり二段の大譜表に押し込んだものです。
あのようにオーケストラスコアをピアノ譜にしたものが、コンチェルトの場合も出版されているのです。
誰でも気軽に楽譜店で購入できます
先日の公子先生と吉岡駿さんのコンサートを聴きに行った方は、どんなものか見て分かったと思います。
ですから、夢ではないのです。
本当にその曲のピアノパートが弾けるなら。
その曲のオーケストラパートをピアノで弾いてくれる人が見つかるのなら。
(皆さんの弾くピアノパートのレッスンは、もちろんしてあげられますよ)
ですが、、、
オーケストラのすべての演奏を無理矢理ピアノ譜にした楽譜というのは、誰でもが弾けるわけではありません。
音を出すだけならプロならみんな出来ますが、それだけではないのです。
そのような楽譜は特別な読み取り方があり、弾き方も普通のピアノ曲とは違います。
そして、ピアノソロ曲よりももっと、時代による奏法と表現の違いについてを熟知していて、それを強調する必要があります。
オーケストラはその違いが顕著だからです。
オケをピアノでというのは、それらを知っていてその勉強をしたピアニストができることです。
プロの中にも、そのことを知らずに「弾けますよ〜」と安易に引き受ける方もいるのが現実です。
公子先生はその点素晴らしかった。
いつもお誘いする松岡直子さんも、「オケの弾き方」は一流です。
興味のある方はぜひ一度楽譜を入手してみてはいかがでしょうか。
人気のある作品の、読み取り易く質の良い楽譜をご紹介しますよ。
それを見ながら、本物の形態のコンチェルト、ピアノオケのコンチェルトの、動画を観たり音源を聴いたりすると、楽しいかもしれません。
そして実は、コンチェルト練習用カラオケも作れますし、ミュージックデータでオケを演奏してもらうという手段もあります。
そのお話は、また少し違った視点ですので、別の機会にお伝えしますね。
8月9日の公子先生がお弟子さんの自閉症ピアニスト吉岡駿さんの演奏会でコンチェルトで共演されたことを、お二人についてのご紹介も含めて、アメーバブログに詳しく書きました。
読んでいただけたら嬉しいです。






















コメント