ロマン派が生んだ自由
- 8月7日
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少し前になりますが、7月末にロマン派時代の音楽についての講座を行いました。
以前にもお話ししたとおり、この5月以来ずっと、毎月の講座は10月4日のラフェットのプログラムに沿った内容を続けています。
というわけで7月はロマン派音楽。
西洋音楽がとても大きな変化を遂げたこの時代に、何が起こって誰が活躍し、どんな音楽が生まれたのか。
興味深い話題が満載で、楽しい講座となりました。
講座の最後に大切なお話。
今の私たちがこのようにして音楽の歴史を俯瞰して楽しめるのは、このロマン派時代の音楽学者たちが研究を始めてくれたおかげなのです。
古典派時代までは、常にその時の「今」が一番優れていて、すなわち古いものの価値は低い、という考え方が、一般的には当たり前でした。
そんな中で作曲家たちは今で言うバロック時代の音楽の大きな進化に注目し、ハイドンもモーツァルトもベートーヴェンも皆、バッハを学んできました。
その考えがやっと、歴史を俯瞰して整理して捉えてゆく、という研究となって確立したのは、このロマン派時代です。
中世はあまりに混沌として史料も少なく、その改革として起こったルネサンスから、バロック、古典、と時代に区切り目を付けてゆきました。
ですから、自分たちのひとつ前の時代を「古典派時代」つまり「古くて価値のあるもの」と名付けたのです。
その後の時代の区切り目は、戦争です。
ですから、本当に音楽の内容を美しい目で捉えて区切ったのは、ロマン派時代まででしょう。
私たちはこの時代の研究に、感謝して、音楽を楽しんでゆきたいですね。
今回のこの講座の内容をもう少し詳しく、そして音楽の歴史を俯瞰して楽しめることのありがたさについて、日曜日のYouTube『音楽のひとしずく』で語っています。






















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