音楽講師さんたちへのセミナー

春は音楽教室の講師資格更新の季節。

たくさんのセミナーをしました。

voix claireの郁先生は、楽器メーカーRolandがやっている音楽教育システムの講師でもあります。

もう37年間くらいになります。

こうして言葉にするとスゴイですね（笑）

このvoix claireもそのRolandを母体としてスタートした音楽アトリエ。

今は東京でのRolandの音楽教育は渋谷のTHOTH音楽院というところが窓口となっていて、その音楽院でも郁先生は教えています。

Roland講師には“指導スタッフ講師”という立場があって、郁先生はその立場になってからも20年くらいたちます。

“音の華”ユニットのピアニスト村西則美さんも、“たからうた”の桃井聖司さんも、『世界の言葉』を作ってくれた山上晃司さんも、みんなその指導スタッフ講師です。

教材開発をして教本を作ったり、講師の認定試験の審査、生徒の皆さんのグレードオーディションの審査、ピアノコンクールの審査もします。

そして毎年この時期には、一般講師さんたちのためのセミナーを担当するのです。

いつもはみんなで手分けして、一人ひとつか二つを担当すればよいのですが、今年はなぜか郁先生が4回も担当することになりました。

たった一ヶ月半くらいの間にまったく内容の違う講座を四つ。

重なる準備と本番で、もうヘトヘトです。

・高齢の生徒さんへの音楽指導の方法について

・音楽レッスンでスマホやタブレットなどでインターネットを活用することについて

・中級ライセンスを取った方に、昔からの定番の曲集の教え方と新しい考え方について

・初めてRoland講師の免許を取ったばかりの方に、Rolandオリジナル教材の使い方と講師の心構え

どれも重要な内容ばかり。

とてもとても濃い一ヶ月半でした。