レッスン初め
1月7日がレッスン初めでした。
今週は二週目のレッスンになります。
新年一回目のレッスンでは、毎年「今年の音楽は?」という話題で、生徒さんからお話ししていただきます。
例えば、、
「このところ何だかとても仕事が忙しくなってしまって余裕がないので、本当はもっとピアノの練習をしたいんですよね〜」
「大好きなとても難しい大曲を二年後の次回のラフェットで弾きたいです」
(私)「今からレッスンするのも良いのですが、かなり特徴的な曲なので、弾きこなすための基礎力をつけようということを今年はやっていきましょうよ」。
弾き語りレッスンの方が、曲中の間奏でいつも苦労されるので、「ピアノの腕も上げたい」。
そのための新しい練習の方法を私が考えたので、それを今年からやっていきます。
子どもの生徒さんのひとりは、真剣に腕を組んで考えてから私の目を見て、「もっと上手くなるようにがんばります!」と宣言。 思わず拍手でした。
この一年くらいよく練習するようになってきて、上手く弾けると嬉しいという感覚がやっと分かってきてくれたようです。
プライベートで大変な思いをされていて深刻に考えなければいけないことがたくさんある方が、「今年はキレイな曲を弾きたいです。明るめの、気分を明るくするような、そういう曲を弾きたいです」。
お気持ちはとてもわかるので、せめて音楽をしている時だけでもいろいろなこと忘れて、気分を明るくしていただきたいです。
普段からあまり練習時間が取れない、でもピアノを弾くことが大好きな方は、「一年かけて一曲でもいいので、ゆっくりのんびりやっていきたいと思います」。
郁センセはそれらを軽くメモします。
この方は一年の初めにこういうことおっしゃってたなということを、時々振り返れるように。
そしてその後に私の方から、今年の一年間のヴォアクレールのイベント計画をお話しします。
今年は大きな秋の演奏会はないので、一番大きいものが12月のクリスマスライブです。
その前に春頃と夏頃に、とっても小さな内輪の生徒さんだけのイベントをやろうかなと思っています。
早速4月に計画されているのが“メンデルスゾーン祭り”。
無言歌集を中心にいろいろなメンデルスゾーン作品を演奏して聴き合いながら、人物や背景についてのお話も聞いていただきます。
レッスン室でやるような小さな規模になる予定です。
せっかくの一週目の第一回目のレッスンでしたが、元々月に二回のお申し込みの方も少しですがいらっしゃいます。
そういう方は、この一週目にレッスンがたまたま入っておらず、まだ一回目のレッスン受けていないtおいう方もいらっしゃいます。
そして、風邪やインフルエンザで欠席という方が何人かいらっしゃいました。
今、猛威を振るっているようですね。
そのような方は、 感染しそうな期間はレッスン欠席というマナーを考えてくださりありがたいです。
私にということだけではなく、私を介してや、鍵盤やレッスン室の空気を介して、たくさんの生徒さんたちにご迷惑がかかるので、とてもひどい場合に限り欠席してくださいます。
私としては欠席はとっても残念です。
でも仕方がない。
その事情で欠席を申し出くださった方に関しては、その方のご好意なので、必ず治ったらすぐにその分のレッスンを予定外の時に臨時に入れます。
一回目のレッスンでは、「もう一週間以上ピアノに触っていないです」「10日ぐらいまったく歌声を出してないです」などなど、皆さんまずそういうセリフから入ります。
言い訳なんでしょうね(笑)。
でもそれはプロでない限り当たり前だと思います。
クリスマスも年の暮れもお正月休みの間もしっかり練習しました、なんていう方はまずいないです。
それが当たり前なので、久しぶりに音楽の演奏をする場合には、ピアノの場合も歌の場合も、リハビリ的な感じで体や心をいたわりながらのんびり入るというレッスンが多いです。
稀に「久しぶりなんでビシビシやってください」という前のめりな感じで来る方もいますが。
クリスマス前までずっと練習していた曲を一生懸命思い出してこの続きを教えてくださいという方や、メンデルスゾーン祭りで演奏する予定の方で早速新年一回目のレッスンから譜読みスタートという方もいらっしゃいました。
それからメンデルスゾーンに限らず、年末に1月からはこの曲をと相談済みだった方が、「譜読みを数日前にやってみたので、早速スタートしてください」と積極的におっしゃる方もいらっしゃいました。
人それぞれいろいろですね。
ほとんどおしゃべりで終わってしまう方もいらっしゃいました。
その方の状態や好みに合わせていきたいです。
あまりキツキツにやるのは私も好きではないので、ご本人のペースに合わせたいなと思っています。

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