自分のお客様を盛り上げる
- 18 時間前
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二年に一度の秋の演奏会“ラフェット2026”は、10月4日(日)に決まりました。
素晴らしい演目がたくさん出揃い、とっても楽しいイベントになりそうです。
ヴォアクレールに所属している生徒さんがほとんど全員出演されるので、音楽教室の発表会という面がほとんどですが、プロの音楽家もたくさん出演しますし、とても趣向を凝らした音楽イベントですので、発表会ではなく演奏会と言っています。
この音楽アトリエvoix claireヴォアクレールは2026年で40周年を迎えるということもあり、生徒さんからも周辺の音楽家達からもいろいろな演目のご提案などもあって、今回はこれまでよりも更に長いイベントになります。
これまでもそうでしたが今回は特に、生徒さんがご家族やお友達をお客様としてお呼びしたいというお気持ちが強いようです。
少しでも多くの方に楽しんでいただけるイベントにしたいという気持ちは、関係者全員強く持っています。
そこで郁先生から出演者皆様に、「お客様に事前に長い時間ですよと言っておいてくださいね」とお声かけしています。
そんなことを言ったら、お客様が減るのでは?と思われる方がいますが、私はそれを言うかた次第だと思っています。
滅多に味わえない体験であること、ただ聴くだけではなく参加型の部分も少しあるということ、途中からまたは途中まででも構わないこと、などをどんなに楽しげにお伝えできるか。
いらしてみて「こんなに長いの?」と感じるよりも、事前にその内容の詳細と正直な所要時間をお伝えした方が、印象が良いのは確実です。
例えば、お体やお仕事のご都合があるかたが一部分だけと決めて来てくださることもできますし、全部参加しようと思ってくださった場合に時間の感覚がポジティブに感じられたりします。
主催者としては本当は、そのお客様が知らない曲や知らない音楽家も聴いて新しい世界に出会うということは、そのような音楽イベントに参加する大きなメリットだと思っています。
ですが、お忙しい方、長時間座っているとお身体がおつらい方、小さなお子さんをお連れの方などは、そのように計画を立てて途中抜けたりしながらですと、たくさん参加できるということはあると思います。
そして、オススメなのは、生徒さんがご自分の出演する演目やその方が興味を持ってくれそうな演目を、プログラムに印をつけて差し上げること。
そうすると関わり方を計画し易いかもしれません。
ですがそこでお客様が皆さん迷われるのが、生徒さんおひとりにつき出演が何演目もあるということです。
このラフェットは、一回しか出演しないという方はいません。
ですから、一部分だけと思った時に迷われるでしょう。
そんな意味でも一般的な音楽教室の「発表会」とは、違うところがたくさんあります。
今回も、作品自体とその作曲家、アーティストについて、その演奏形態について、生徒さんの重要な音楽体験として、知識を増やし感性を育てる意味で、出演者には事前のレッスンや講座ですべての演目についてその内容をご紹介します。
その知識や感じたことを元に、事前にまたは当日の客席ででもよいので、プログラムを見ながらそのご家族やお友達にいろいろお話しすると良いと思うのです。
ご自分が出る演目はもちろん、そうでない演目についても、「この人とっても上手いよ」「この子とっても小さいお子さんでかわいいから観てあげて」「この曲はリハーサルで聴いたけど、とってもイイ曲だと思ったの」「この作曲家は初めてかもしれないけど、すごく魅力的な作曲家。どうしてかっていうとね、、、」。
そのお話のためだけではなく、事前の私からの解説やリハーサルは何ヶ月もかけて丁寧におこないます。
ですから出演者は皆さん本番を迎える頃には全演目について知っているはずなのです。
そして出演者同士同じ先生に習っているお仲間であるわけですから、その方の魅力や演奏の素晴らしいところを皆さんお互いに分かり合っています。
演奏者と演目について事前に知っている状態で本番を迎えるわけです。
ですから例えば客席でそのお客様と並んで座っていて「次のこの人すごくいいわよ」「次のこの曲絶対好きだと思う」などのひと言のお声掛けがあると、楽しみ方がまったく違ってきます。
お友達がご家族が出るからということだけで、聴きに来てくださる方がほとんどなので、そういう方にご自分が出ない演目について少しその方の興味を掻き立てるようなひと言をお伝えするということを、生徒さんにはやっていただきたいなと思っています。
そうすることでよりたくさんのお客さんがたくさんの演目を聴いてくださるのではないかと、期待しています。
この演奏会は、明らかに一般的な音楽教室のピアノ教室の発表会とは違うと自負していて、いろいろなかたにそう言っていただけています。
例えば、プログラムの順番はその音楽が作られた古い順に並んでいます。
昔はピアノという楽器がなかったので、最初の部ではピアノではなくチェンバロという楽器を使います。
次の部からもピアノという楽器の音楽の内容が古いものから新しいものへとこんなに大きく変わっていくのだということが分かるので、その順番はとても大切にしています。
そして、ひとつの部の中でも年齢順やレベル順に並べたりはしません。
ピアノソロ、歌のソロ、重唱や重奏、二台ピアノや連弾などのデュオ、シンセサイザーを使ってのアンサンブル演奏など、いろいろな種類の演奏形態のものを、効果を考えて並べます。
お子さんが親御さんとご一緒にたどたどしく可愛く演奏したら、次は大人のかたのオペラの演奏、しっとりとチェンバロソロを聴いたら次は大人数のアンサンブル演奏、というように目まぐるしく舞台の様子が変わります。
ですから体力とお時間に余裕さえあれば、絶対に飽きないで聴いてくださると自信があります。
少しでも長くたくさん聴いていただけるようにするには、出演する生徒さんご自身がよく演目を理解して、そしてご自分の呼んだお客様にひと言お声かけできると良いと思います。






















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