定番曲を大切に
ヴォアクレールでは、週末講座やミニイベント、そして二年に一度の大演奏会でも、みんなで歌う定番曲というのが何曲かあります。
その中にこの春から新しく加えようとしている、素晴らしい歌。
4月以降の週末講座を受講された方にだけご紹介しているので、まだ全員には伝わっていませんが、あと何回かの週末講座で、生徒さん皆さんが知ることになるでしょう。
テクニック的にはそんなに難しい歌ではありませんが、いろいろな意味で内容の深い歌なので、ゆっくりと時間をかけてレッスンして、いつかは全員で合唱にして歌えたらいいなと思っています。
作詞者だけネタバラシしましょう、“やなせたかし”さんです。
アンパンマンの歌で知られていますが、あの曲からも解るとおり、希望や夢や優しさに溢れた詩を書く方ですね。
近年は生きることが不器用で疲れてしまう方が多い時代。
この私たちにとっての新曲は、「どんなところに目を向ければ、力を抜いて前に進もうという気持ちになれるのか」を描いた歌詞です。
そして以前からの定番曲はこんな曲たち。
『世界の言葉』山上晃司
これはヴォアクレールの大切なテーマソングです。
音楽を奏でることがどんなに人生を豊かにする素敵なことなのかを歌っています。
『夜空に輝く星たちよ』桃井聖司
桃井先生の音楽劇『銀河鉄道の夜』の主題歌を郁先生が合唱に編曲した作品。
ラフェットのフィナーレはこれで彩ることに決めています。
二年に一度ですが毎回なので、難しい合唱ですが皆さん確実に上手になってきています。
『地球のうえに』佐藤敏直
これはもういつだか忘れてしまったほど前から歌っています。
誰でもすぐに分かるとてもシンプルな言葉で、何よりも大切なことを言っている歌詞。
あまりに美しく内容の深い、でも簡単で短い歌なので、郁先生は長年の間ことあるごとに歌い広めていこうとしています。
シニア音楽講座受講者や郁先生コンサートのお客様など、ヴォアクレール個人レッスン生徒さん以外の方も、皆さん歌ったことがあります。
『逢えてよかったね』小原孝
これももう10年近くになるでしょうか。
曲調がポップスなので覚えやすいわりにはメロディがとても美しくて、歌詞は身近で心を込めやすい感動的な、でも日常的な内容です。
そのせいか皆さんとても上手に表現してくれます。
これからも大切にしてゆきたい歌たちです。
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