竹内まりやライブから思ったこと
- Naito Ikuko
- 2 日前
- 読了時間: 2分
5月18日(日)に日本武道館で行われた、竹内まりやライブ“souvenir 2025”に行ってきました。
こんなに感動したライブは久しぶりです。
この3月に70歳になったという、でも年下にしか見えない美しいまりやさん。
パワフルな歌声を堪能して、時には私たち観客も一緒に歌いました。
今週はこの話題で、個人的な感動を熱く語ったり書いたりしています。
ですがこのHPブログではやっぱり、その中でもセンセ目線のことを。。
すみずみまでとても丁寧に作り上げられた、最高に上質の音楽の空間でした。
まりやさんの歌はもちろんですが、達郎さま率いるバンドがスゴい!
レベルが高過ぎて、アレンジも完璧。
全員がとてつもなく上手くて、まりやさんの良さが最大限にまで引き出されていました。
一人一人の音楽力が信頼されていてその場その瞬間で結集している、即興感溢れるこれぞ“ライブ”!という演奏でした。
達郎バンドなのだから当然なのかな。
こういう一流アーティストのライブからは、たくさんのことを学びます。
山下達郎バンドが竹内まりやさんのバックで演奏する。
まりやさんにとって一番、自分の音楽を思う存分できる空間になるはずです。
生徒さんが舞台で演奏するときに、バックでサポートするプロの方々は、この何年かはいつも決まっています。
郁先生がなぜあの方々に私が頼むのか。
毎回、依頼するときに大切なことを確認する。
それが何故なのか、という点で今回のまりやさんのライブにとても共感したのです。
包み込むとか、安心させるとか、そういうことにこだわります。
もちろん演奏の腕前が最高だということは大前提にはありますが、それだけではありません。
生徒さんに対して、そのプロの人がどういうふうに接してほしいと思っているのかを、解ってくれる方。
もちろんまりやさんは時には達郎さんを超えることもある対等なプロですが、「安心して歌える」というMCから、いつも支えてくれる音楽家たちを思い出したのです。
本番中に生徒さんに何が起こっても、包み込んで最後まで連れて行ってあげてくださる方に頼みたいですね。

Comentários