8月に歌いたい名曲
埴生の宿 (Home, Sweet Home)
作曲:ヘンリー・ビショップ
作詞:ジョン・ハワード・ペイン
日本語訳詞:里見義
「はにゅうのやど」と読みます。
原曲は『Home, Sweet Home(ホーム,スイート・ホーム)』というイングランド民謡。
(日本語訳は「楽しき我が家」というものもあります)
8月といえば、この曲を歌いたくなります。
それは、戦争を描いた映画に多く使われていたからです。
『ビルマの竪琴』の中ではいくつかのとても印象深い場面で歌われますし、『二十四の瞳』『火垂るの墓』の中でも歌われています。
歌詞のどこにも「戦争」などといった恐ろしい言葉、辛い苦しい言葉は使われておらず、只ひたすらに「我が家が何より恋しい」と歌っているだけのこの曲。
直截な歌の何倍も、戦いの苦しさと悲惨さを伝えるのに効果的です。
今日8月1日に、ヴォアクレール公式YouTubeチャンネルの“歌の練習♪”シリーズにアップロードしました。
この動画の演奏では、敢えて『Home, Sweet Home』用に作られたピアノ伴奏に乗せて、日本語の『埴生の宿』を歌っています。
もっとゆっくりしたテンポで感情を込めて歌い上げる『埴生の宿』の演奏が多くありますが、今回のような原曲と日本語歌詞の混合タイプもお楽しみください。
※ホームページでは、YouTube関連についてのページも充実させました。
リンクも貼ってあります。
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