芸術の秋に聴く
- Naito Ikuko

- 9月5日
- 読了時間: 6分
先週の日曜日に夏祭りというのを開催して、これで、夏のイベントは終わりました。
夏祭りについてはまたの機会に詳しくご報告しましょう。
この8月の夏祭りから年末のクリスマスまで、毎月ひとつ以上ずつ音楽イベントが続きます。
芸術の秋という感じですね。
生徒さんにとってはご自分が参加者として活躍するのは、先日の夏祭りと12月のクリスマスライブの二つ。
他は郁先生が出演するコンサートと、ヴォアクレール生徒さんのためにいつも活躍してくださる音楽家たちのコンサートです。
プロの音楽家のイベントは興味があれば生徒さんご自身でも調べられるので、わざわざ「この日にこういうイベントがありますよ」とお伝えするのは、郁先生自身が出演するコンサートと、関わってくださる音楽家のイベントの中で特にこれはと思うものです。
ですから他にも、特に話題にしない演奏会やライブなどのイベントも含むと、秋には特にたくさんあります。
生徒さんご自身が参加するイベントは、ご自身の音楽の進化につながるようなものを、レッスンの一環として企画しています。
例えばそれがただ楽しいという気持ちだけでもいいですし、皆さんに喜んでいただけるようにということで考えています。
先生が主役になる、出演するコンサートや、ヴォアクレールを支援してくださる音楽家たちが出演するコンサートを聴くことには、どんなメリットがあるのでしょうか。
音楽とは、聴くということからその方の持っている音楽が大きく進化します。
ですから、聴き方をお教えすることも、大切なレッスンだと思っています。
世界的に有名な例えば7月に話題にしたベルリンフィルやお正月のウィーンフィルや特別な世界的な音楽はもちろん聴く価値は高く、幸せになれてその人の持っている音楽も一歩必ず進化するはずです。
私たち講師のような音楽家たちも、生徒さんという立場の方が聴きに来てくださるということを意識していて、絶対に何かひとつ良いことがあるようにと考えています。
そういうふうに言い切るための責任を感じながら演奏します。
聴きに来てくださったという体験を、その方の楽しさや幸せや、その方の音楽の進化につなげられるように、少なくとも私は力を尽くすつもりです。
もちろん、自分がコンサートをやるのは自分のためで、自分がやりたいからやるのですが、そのやる理由やモチベーションの中には、生徒さんのためということもとてもあります。
指導をしている音楽家なら、皆さんそうだと思います。
例えば、メリットという意味で考えると、10月13日の音の華コンサートでは、歌のレッスンで生徒さんにお教えしていることはすべて体現してお見せするということは当然の義務だと思ってます。
私も未熟な音楽家ですので、成功も失敗もあります。
その義務感はネガティブな重たいものではなく、そういう気持ちでやることがモチベーションに繋がるのです。
ですから時にはうまくいかないこともレッスンで気軽に話題にします。
聴いていただくということも指導のひとつになると、音楽家たちは思っているのです。
紹介して誘ってもらえるのは門下生として当然だ、と思っていただけたらいいですね。
10月は
先週のブログで詳細を書きました。
郁先生がたくさん歌います。
ヴォアクレールアシスタントの茜さんも活躍します。
“音の華”コンサート
2025年10月13日(月祝)
14:00開演(13:30開場)
自由が丘オペラハウス
東横線,大井町線自由が丘駅北口徒歩5分
内藤郁子(歌)、村西則美(ピアノ)、小松﨑茜(コーラス)
第1部クラシック音楽とメッセージソング
第2部ポピュラー音楽
全席自由3,500円(予約優先),
・出演者に直接お申し出いただく
・音の華ホームページの予約フォームにて
・音の華メール
11月は
郁先生が長年活動しているア・カペラのグループ。
ア・カペラで色々な種類の音楽をたくさん聴けるグループはそんなに多くはないので、楽しんでいただきたいです。
女声アンサンブルCoro Lino(コーロ・リノ)
インサラータミスタ Vol.3ア・カペラコンサート
2025年11月2日(日)
15:00 開演(14:30開場)
東京オペラシティBIFリサイタルホール
京王新線初台駅直結徒歩5分
指扉:倉岡典子 オルガン:塚田真理
・MOMENTI MUSICALI(楽興の時)/Giordano Fermi
・無伴奏女声合唱のための『日本の四季』/塚田真理編曲(委嘱初演)他
全席自由 2,000円
・Coro Lino
・ヴォアクレールお問合せ
・東京オペラシティ チケットセンター
03-5353-9999
9月は
音楽工房くら企画演奏会
モーツァルト レクイエム K.626
~夭折の天才作曲家モーツァルトの世界を味わう旅への誘い~
2025年9月28日(日)
15:00開演(14:15開場)
J:COMホール八王子
JR中央線八王子駅直結サザンスカイタワー八王子4F
指揮:倉岡信,倉岡典子
合唱:モーツァルトミサ曲合唱団東京
管弦楽:Mozart Missa Orchester
・モーツァルト作曲『レクイエムK.626』
・モーツァルトオペラ『魔笛』K.620より アリア・重唱・合唱
・塚田真理作曲『聖母マリアへの三つの讃歌』(委嘱初演)
・モーツァルト作曲『レジーナ・チェリK.276』他
S席4,000円 A席3,500円 B席3,000円
・くらホームページから購入方法詳細をチェック
・ヴォアクレールにお問合せ
レクイエム以外にもいろいろオペラのワンシーンや、今日本で注目されている素晴らしい作曲家の委嘱作品の初演や、聴きどころたくさんのコンサート。
生のオーケストラと、著名なオペラ歌手の方たちと、大合唱団(の中でよく探すと郁先生が見つかるかな)。
このモーツァルトのシリーズでは、一ヶ月前から一週間前あたりに、演奏会の内容について当日より楽しんでいただくための講座を、郁先生が個人的にヴォアクレールの生徒さんのために開いています。
当日は行けないけれど、講座だけ聞きたいと言ってくださる方も歓迎しています。
12月
ヴォアクレールのクリスマスイベント
フェットドノエル2025
2025年12月14日(日)
12:00開演(11:45開場14:30終演予定)
楽屋(らくや)中目黒ライブレストラン
東急東横線,地下鉄日比谷線中目黒駅徒歩5分
たくさんの演奏とおいしいお食事をお楽しみください
・ゲストミュージシャンによるライブ
・ヴォアクレール生徒によるライブ
・クリスマスソングのレクチャーと演奏
・参加者によるセッション演奏のコーナー他
お食事にはクリスマスケーキとドリンクが付きます
詳細、お問合せ、ご予約はヴォアクレールのホームページから
こちらはもう少ししたら参加募集が始まりますので、楽しみにお待ちください。






















コメント