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冬雨の日の音楽

1月21日(日)に、今年一回目の週末音楽講座(CSM、セセム)がありました。

寒い雨の日曜日でしたが、音楽ストレッチをして冬の歌をうたって、スタジオはとても暖かでした。



音楽をするには、心とカラダにかかる重みや硬さを少しでも取り除くことが大切です。

重石を取る、殻をやぶる、硬さをほぐす、ということを少しでも出来れば、その分だけ自分の音楽に変えることが出来ます。


そして演奏をしない時でも、音楽には心身を楽にする何かがあることを思い出して。

人は自分の辛さに浸っていたい時もあるので無理をすることはありませんし、涙を流すための音楽を聴くこともあります。

でも少しでも上を向きたいな、楽になりたいなと思うときには、ぜひ音楽の持つ不思議な力を借りてみてください。



というわけで、冬の寒い日に(ちょうど凍雨の朝でした)開催されたセセムでは。。


前半は音楽に身を委ねて体を活性化させました。

・バッハの音楽で、イントロダクションの時間を過ごし

・イギリスのバロック舞踏音楽※で、手指を使った脳トレをして

・同じくイギリスのバロック舞踏音楽で、肩甲骨と鎖骨を緩めて可動域を増やして

・ロシアのロマン派音楽で、重力を使って首と上半身を伸ばし

・北欧のロマン派音楽で、呼吸を使って全身のあちこちを緩めて

・現代のピアノ音楽で、仲間と動きのボキャブラリを増やす

というメニューです。

身を浸してその力を借りた音楽たちは、時代の古いものから新しいものへ、そしてその音に人の筋肉に作用する効果のある作品を選びました。


後半は冬の歌。

・まずは発声練習で、冬にはなかなか動きづらい響きのポイントをしっかり開けてゆき

・子どもの冬の歌の定番曲を、作詞家のエピソードを交えて

・雪や氷の中で自分を解放することがテーマの大ヒット映画音楽で、単独の歌とは違う“劇音楽”の表現とは?のアドバイスをもらい

・昨年から少しづつ練習を進めている合唱曲で、今回は一番難しいところを教わる

というメニュー。

こわばった顔をして集まってきた皆さんも、帰りには晴れ晴れとした様子でした。


たくさんの音を心とカラダのすみずみまで染み込ませてもらえたようです。



さて2月にはどんなことをしようかな。

計画を立てるのが楽しみです。


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