ピアノ練習曲いろいろ
- Naito Ikuko
- 2月13日
- 読了時間: 2分
ヴォアクレールのクラシックピアノのクラスでは、いくつかの種類の練習曲を取り入れています。
私の子どもの頃は、誰もがツェルニーでした。
そして、その使い方も意味も何も知らずに、ただひたすら弾いていた覚えがあります。
あれから何十年かの間に、世界中で練習曲の選択肢が増え、それぞれの研究も進み、その使い方も工夫されるようになりました。
先週末2/8からnote、音楽のひとしずく、Amebaブログで、ピアノ練習曲について私が思ういろいろなことを書いたり語ったりしています。
昔から世界中で使われている定番のカール・ツェルニーのたくさんの練習曲集。
「もうやり尽くした」「もう全部わかっている」という方でも、視点を変えればまだまだ新しいことが見えてきます。
内容の新鮮な面だけでなく、「こんな使い方もあったのか」と思われる、現代のピアノ教育に即した指導法もあります。
上級者向けのとてもカッコいい&とても難しいヨハン・バプティスト・クラーマーの練習曲集。
初級者中級者がほとんどを占める昨今のピアノ教室では、あまり出番はないかもしれませんが、その内容のオシャレさは秀逸です。
そして何より、最近ヴォアクレールで取り入れるようになってきたステファン・ヘラーの練習曲集。
簡単な紹介だけも熱く語ってしまったので、今回はそこまでにとどめましたが、この部分はもう少し極めて今後また何かの形でご紹介できたらと思いました。
そして、レッスンの中で練習曲としては扱われていないたくさんの作品がとても役立つ練習曲になる、逆に練習曲という名前で作られているのに「どこが?」というほど難しく立派な大曲である作品もある、というようなことも少し語りました。
クラシックだけでなくピアノ音楽全般に興味のある方は、楽しんでいただけると思います。
そしてもっとこの先が知りたいと思ってくださると嬉しいなと思います。
YouTube『音楽のひとしずく』では2/16が後編となります。
お楽しみに。

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